知らないひと | めぐにっき
知らないひと
私の住む町の隣の駅には
美味しい洋食屋さんがあって
洋食屋さんでは、クラシカルで
おおぶりのレースのエプロンをつけた
おばあちゃま(推定80代)が
シャキシャキと働いています。

久しぶりにあの洋食屋さんに行ってみようか。
「いいねえ」おばあちゃまいるだろうか。
「いるといいねえ」
行ってみると、おばあちゃまはいらっしゃらなくて
バイトちゃんと思われる女の子が丁寧に働いていて
それはそれで可愛いのだけれど
おばあちゃまが気になって仕方ありません。
どうされたかなあ。お年がお年なだけに心配ねえ。
「そうだねえ。お元気だといいねえ」
はっ。ちょっと待って。私たちがいつも来るのは
もっと早い時間なんじゃなかろうか。
おばあちゃまは早い時間担当なのかもしれない。
それに週1回とかなのかもしれない。
そうだ、きっとそうだ。そうだといい。
なんなら休んでいてくださってもいい。
お元気でいてくださいね。

話したことはないけれど
会うとちょっとうれしいひと、が町にいるのは
いいな、と思います。
バイトちゃんは、もう1人のバイトさん(マダム)と
「あら○○ちゃん、今日はエプロン
縦結びじゃないわよ」
「あっ、ほんとだ。なんでだろ」という話をしていて
いつもは縦結びなんだなあと思うと(かわいい)
これからそこも楽しみにしてしまいそうです。
| きたがわめぐみ | - | 23:10 | - | - |

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